Grissiniの竃

  今日のご飯は何しよう?

また忘れた

ボランティア事務局から電話。
「今度の委員会への出欠席のお返事頂いたでしょうか?」
「は?」
カレンダーを見るとその日は空白になっている。
そもそも委員会開催の通知を頂いたかしら?
「前回の委員会の時に私『切手を節約させて下さい』って申しましたでしょ?」

ああ・・・そう言えば、そんなこと言われたなぁ~。
いつもだと簡単な通知が郵送されてきてそれに○日までに出欠席を事務局までお知らせ下さい、とあるので、電話をしたりFAX送ったり・・・。
いや、そういうことは思い出したけれども、全部を思い出したわけでもない。
「あの・・・何日でしたでしょうか?」
電話の向こうで大きなため息をつかれた。
「すみません・・・はい、必ず出席させて頂きますから」

大急ぎで、カレンダーに赤丸をつける。

要するに、70半ばの婆さんにしては、用事が多すぎるのだ。
亭主の三度三度の飯作りに、娘を加えた毎日の家事。
老後に安心して使える2000万円がないばかりに、赤字覚悟の小遣い稼ぎ。

しかし、つらつら嘆いている暇はない。

犬が心配そうにドアの向こうからこちらを見ている。
この老犬は、いつものお散歩用リュックが玄関に出してあるので、もうどこかへ連れて行ってもらえると思っている。
いやなに、狂犬病の予防注射を打って貰いに獣医さんところへ行くのだけれどね。
注射で何か調子を崩したなんてことは前の犬からこっち一度もなかったけれども、それでも何かあったらいけないので、予防注射の類いは、朝一番に出かけてやってもらうことにしている。
具合が悪くなっても、診察時間内でまた診てもらえるように。

そして無事予防接種を終えて、いつもなら家に帰って大人しくしているのだけれども、そこから帰り道にある公園に寄った。

 

 

 


何の花か知らないけれども満開だと思ったら新芽だった。
銀色が風に揺れる。
秋になると子どもたちがどんぐりを拾っているのでたぶん「コナラ」の木。

 

 



カバノキ科の花は大好き。
カバノキは実家の庭にあった。
垂れ下がる地味な雄花を母が好きだと言っていたが、あんまり大きくなりすぎて切ることになった。
3月には、犬の散歩のついでにあちこちで出会う。

今日はお弁当を食べている人が多いので、犬連れは遠慮することにした。

 

 

 

 ほらね、やっぱりここでしょ?と言いたげなナナたん。

いつもの休憩所は空いています。

おやつをやって、それからしばし

ぼ~

っとします。

ナナは足元に。

良い日です。

やっぱり何もかも忘れます。